夢降る夜と私小説。

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夢降るような最終回 vol.1

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二礼二拍手一礼、ボクの左側でキミは、深々とお参りを済ませてから、少し唇を尖らせてボクに聞く。

「ねぇ?」

「ん?」

「な〜んで女子二人、私、アンタと縁結びの神様のお参りしてるのかなぁ?」

「ね」

『えっと。それはね、当然、ボクはキミと結ばれたいからなわけで』

・・・って、言う事ができたらどんなに楽だろうか?と、気持ちが上がったり下がったりしたけれど、意気地の無いボクはそんな事言えるはずもなく『まぁ、別にイイじゃん』とヘラっと笑い、無責任に青い切り絵のような三月の空を仰いだ。



by yumefuru | 2016-03-15 17:38 | ショートショートストーリー
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夢が届けてくれた物語。そのかけらをひろいあつめて綴ります。


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