夢降る夜と私小説。

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雨(2)

職員会議が少し長引いた。今日は音合わせは無理だろう。

教官室に戻り、一息入れよう。

ドビッシー。

『つくづく寂しがりやの音だな・・・』

多分、戻っているのは気づいていると思うけど、このまま、そっとしておいてあげよう。
日報を仕上ることにする。

しばらくして、さくらがこちら側へ。

「今日は、合わせられなくてごめん」

「・・・」

「“仕事だから”って言われるのお前嫌いだろうけど・・・」

沈黙。そして雨の音。

「じっくり考えたらいいさ」
by yumefuru | 2010-05-21 12:43 | 小説 STILL BLUE
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夢が届けてくれた物語。そのかけらをひろいあつめて綴ります。


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